ジャギに学ぶエンジニアとしての姿勢

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はじめに

※技術の話しません

実力ではケンシロウに遠く及ばないジャギだが、悪役・かませ犬であるというフィルタを介さず純粋な一個の人間として彼を見てみると、 発展の早いIT業界で生き残れる人材となるために、指針とすべきところが多いのではないかと思った

ジャギ様のポテンシャル

恵まれた環境

元々北斗神拳(劇中における最強の拳法)の門下生であり、師から直接手ほどきを受けている。拳法家としては一定の才能と能力を持ち、常人を遥かに凌ぐ力がある。

高い戦略性、失敗を恐れないチャレンジ精神

目的を達成するため、自らの失敗をも利用した施策を行うなど、失敗を恐れない姿勢がある。

危機対応能力の高さ

北斗神拳はある程度自在に使え、秘孔を突かれてしまったときなどは自分で秘孔を突いて解除するなど、問題に対して正しく対処できる。

向上心の高さ

北斗神拳を習得するだけで満足せず、自らの向上心で分野の違う拳法を(おそらく独学で)学習する。

常にベストを尽くして戦う姿勢

技術は問題解決するための手段として考えており、決して一つの技術にこだわらない。必要だと判断した技術はどんどん吸収する。

品質に対しての意識の高さ

ただし、技術に妥協を許しているわけではなく、一瞬で心臓を抜き取れたり(本人談)、石像を破壊することなく貫くことができるほど精通したうえで実戦を行う。

こうして見ると参考になる部分が多い。

もしジャギ様がエンジニアだったら

今は世紀末ではないので、ジャギを自分と同じ立場のエンジニアに置き換えて能力を考察する。

師匠の存在・環境の良さ

自分が働きやすい環境に置かれ、指針となる人もいる。お互いを高めあえるライバルもいる。常に自己研磨できる環境である。

戦略性

意識的に相手へ自分の価値を伝えることができ、それが自己の目標達成にもつながっている。

危機対応能力

事故などのトラブルが起きた際に、決して投げ出したり他人任せにしたりせず真摯に向き合い、正しい手順で冷静に対応できる。

貪欲さ

自分の今のスキルに決して満足せず、新しい技術のキャッチアップ・複数のプログラミング言語の習得・エンジニアリング以外の分野の勉強など、常に成長し続ける姿勢がある。

常にベストを尽くす姿勢

目的意識をしっかりと持って、現時点でできる最大限の実装を行い、ユーザーに最良のUXを提供する。

品質への意識

担当サービスの市場における重要性を理解し、リファクタリングを怠らずにプロダクトの品質を担保できる。

結論

ジャギ様の市場価値は高い

ケンシロウは?

対して主人公であるケンシロウはどうか。

世紀末に生きる人々の救世主的存在であり、

歴代伝承者の誰もが為し得なかった究極奥義「無想転生」をも会得するなど、

北斗神拳伝承者としての強さは本物。

もしケンシロウがエンジニアだったら

やはり今は世紀末ではないので、ケンシロウもエンジニアに置き換えて考えてみる。

ジャギ様とは対照的に、他の技術は一切手を付けず一個のスキルを限界まで高め続け、 誰も到達しえない領域まで上り詰めている。

エンジニアでいうと、一つの言語においてライブラリ作成までできるほど精通し、言語の内部仕様なども把握できているような感じだろうか。北斗神拳は無敵だ。

実際のシステム開発においては要件定義やプロジェクトメンバーとの認識すり合わせ、工数の見積もり、設計、テスト、保守運用などなど、いろいろやることがある。技術アドバイザーみたいな立ち位置になれればよいかもしれないが、そうなるとコミュ力も必要。ケンシロウにはコミュ力があるとは残念ながら言い難い。

結論

北斗神拳だけでは現代では厳しい。やはり兄より優れた弟なぞ存在しない

まとめ

  • ジャギ様は現代社会であれば貴重な人材